東京の臨海部に「人間のパートナーになるビル」がオープンします。 東京・港区海岸に9月14日オープンする「東京ポートシティ竹芝」は、最先端のIT技術が詰まった「スマートビル」です。ビルにはおよそ1300台ものカメラやセンサーが設置されていて、人の流れを感知して、飲食店街の混雑状況を入り口付近のパネルに表示します。待ち時間を避けたお店選びが可能です。ビルには次世代通信規格の「5G」が導入され、手元のスマートフォンで拡張現実=ARを使った道案内などが表示されます。トイレの空き状況も教えてくれます。 最新技術を使った新型コロナ対策も導入されました。オフィスエリアでは認証を済ませれば“顔パス”で入館できます。その際には体温の測定も行われ、混雑を避けたエレベーターが指定された上、自動で目的階のボタンが押されるので、接触を最大限減らすことができます。 最新テクノロジーは他にもあります。館内ではさまざまなロボットが働いています。自動巡回ロボットはエレベーターと連動していて、自分でエレベーターに乗り込み、他のフロアに移動することができます。自動清掃ロボットや配送ロボットの実証実験も行われていて、ゆくゆくはビル内のコンビニからロボットに商品を届けてもらうことも可能になるかもしれません。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース